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コンサルの現場から

コラムNo.109

『マンネリ化したISO現場からの脱出』


ある40人の製造業を訪問した。4年前にISO9001の認証を受け、来月サーベランスを受けるという。最近の内部監査の状況を聞いてみた。内部監査の結果がほとんどが適合ばかりという。では、不良がゼロかというとそうでもない。マンネリ化している。

ISOを改善の道具として導入したが、いつの間にかISOを維持することが目的となり形骸化してきている。経営者が日常常務として、継続的に関わるしくみが機能してない。ISOは目標管理を通じてパフォーマンスを継続的に改善することである。

現状打破のために3つの提案をした。


1) 経営者は、ISOを改善の道具と再認識し、月次単位の目標管理の差異分析からQMのどのプロセスに問題あるのかを質問し、問題のプロセスを発見する。

プロセスとプロセスが相互に関連したものがシステムである。全体から部分を見る全体最適化確認の道具である。しかし、ISOはシステム規格であり、必要に応じてQC、IE、会計などの管理技術の活用が必要である。

2) 品質方針を達成するための職場目標テーマの設定は、会社の“あるべく姿”から現状課題までの結び付きを明らかにした(筋を通した)作り方をし、何のために仕事をするのかを全社員と共有することである。

社員は、自分は組織の中で、どのような重要な役割を担っているか、自分は組織にどのように貢献できるか認識をするためには、方針の共有化必要となる。

理念(会社の目的)→ ビジョン → 品質方針 → 3年先の目標 → 次年度目標 ← 現状

3) 社員が組織へどのように貢献できるかを認識させるには、自分の改善活動結果と会社の必要とする経常利益の構造を教える、行動が決算書にどのように影響するかのコスト意識の教育である。

文・末広繁和
更新日:2004-07-11 11:34:21

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