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コンサルの現場から

コラムNo.116

『製品ライフサイクル短縮に外部特許・技術の活用』


今から10年以上前には、一昔10年といわれたこともある。製品のライフサイクルが非常に短くなってきている。経団連「産業技術力強化のための実態調査報告書1998年」によると1988年と1999年10年の間で、全製品ライフサイクルが平均で11年から8年に短縮している。

製品別に見ると医薬品16年から9年、化成品14年から6年、自動車7年から4年、半導体5年から3年、情報処理が5年から2年と短くなっている。それに伴い技術開発リードタイムも化成品が5年から3年、自動車が5年から2年、半導体4年から2年、情報処理4年から2年と短縮、逆に医薬品は10年から13年と長くなっている開発内容が高度化してきていると思われる。

中小企業においては、ローテクのものづくりからハイテクのものづくり、下請けから独自市場の開拓、製品ライフサイクルの短縮により、自社開発では変化に対応できず外部技術の活用と変化してきている。国の支援事業として特許流通促進事業があるので活用してみてはいかがだろうか。

人材活用による特許流通の促進
1) 特急流通のアドバイザーの派遣
2) 特許流通促進セミナーの開催
開放特許情報の提供・活用の促進
1) 特許流通データベースの整備
2) 開放特許活用例集の提供
3) 特許流通支援チャートの提供(特許マップ)
4) 特許情報活用支援アドバイザーの派遣
5) 特許電子図書館情報検索指導アドバーザーの派遣

文・末広繁和
更新日:2004-08-06 11:37:33

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