ISOを活用した組織を元気にする
シスラボISOネットワーク

シスラボISOネットワークトップイメージ

コンサルの現場から

コラムNo.15

『文書が厚くなれば維持費がかかる』


方導入準備をしていた30名の製造業で、現場責任者が相当の工数を投じて、標準書類を300枚以上も作っていた。その文書の目的を聞いてみたがISOはすべての仕事を文書化することが必要とのことであった。

文書が厚ければ厚いほど、文書の最新版維持管理に工数がかかり、専任の担当が必要となるなど、運用維持費がかかる傾向にある。企業規模が大きく業務が複雑ならば、多階層の文書体系でもよいが、小規模ならば、なるべく品質マニュアルに手順書を取り込んだほうが使い易い、文書体系は2階層でほどんとの企業が間に合う。

運用維持費ゼロを目指している12名〜85名23社のアンケートで、従来から使っている標準類は別として、品質マニュアルと作業手順書を合わせて60枚以下で68%の企業が運用していた。写真は17名のアルミ金型製造業で品質マニュアルと作業手順書を合わせて50枚で仕事をしている。

文・末広繁和
更新日:2001-03-31 10:49:25

シスラボISOネットワークバックイメージ
SYSLABISO.com  
(C)2000-2008シスラボISOネットワーク All rights reserved.
コンテンツ内の画像、文章、HTMLなどの転載禁止
著作権で保護されています。
Powered by CINFO.jp
  シスラボ・スエヒロ
syslab-ISO-networkを運営している シスラボ・スエヒロのホームページ。
お問い合わせ・質問などはこちらまで。