方導入準備をしていた30名の製造業で、現場責任者が相当の工数を投じて、標準書類を300枚以上も作っていた。その文書の目的を聞いてみたがISOはすべての仕事を文書化することが必要とのことであった。
文書が厚ければ厚いほど、文書の最新版維持管理に工数がかかり、専任の担当が必要となるなど、運用維持費がかかる傾向にある。企業規模が大きく業務が複雑ならば、多階層の文書体系でもよいが、小規模ならば、なるべく品質マニュアルに手順書を取り込んだほうが使い易い、文書体系は2階層でほどんとの企業が間に合う。
運用維持費ゼロを目指している12名〜85名23社のアンケートで、従来から使っている標準類は別として、品質マニュアルと作業手順書を合わせて60枚以下で68%の企業が運用していた。写真は17名のアルミ金型製造業で品質マニュアルと作業手順書を合わせて50枚で仕事をしている。 |
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