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コンサルの現場から

コラムNo.200

『継続改善の原則が企業を成長させる』


ISO9001を認証し、3年目の更新の企業を訪問した。ISOの運用はきちっとしている会社であるが目標管理の計画表(組織目標)を見せていただいた。

内容的には進歩したものはあるものの、3年前の目標管理項目とほとんど同じような項目が並んでいる。この業界にここ数年、他業種の参入が続き、3年前とは環境が激変している。

このままでは競争から取り残されるのではと危惧を感じた。継続変革の原則(ブレイクスルー思考7つの原則)があるのを思い出した。

1)これまでと同じでやり方を踏襲していては、環境変化に取り残される。組織の原則は、たえず新たな挑戦であり、新たなやる気で業態変化しなければならない。

2)環境変化に合わせて、企業の経営計画を常に改善し変革させることが成長を維持できる。

この企業では、ISOを品質管理と捉え、品質に関連する目標値にこだわっているように見える。ISOは品質管理の規格でなく、仕事の質、経営の質の規格である。

ISOの狙いは、組織のパフォーマンス(ISO8原則)の改善を継続的目標とすることを薦めている。組織目標を経常利益としたマネジメントシステムを再構築することが必要である。


文・末広繁和
更新日:2005-10-26 12:11:57

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