ISOを活用した組織を元気にする
シスラボISOネットワーク

シスラボISOネットワークトップイメージ

コンサルの現場から

コラムNo.262

『ISO審査機関の役割はなにか』


ISO認証してから3年になる企業で、どのように内部監査を実施し、審査機関からどのようなサーベランスを受けているか聞いて見た。約3年の間、ほとんど現場に行かず書類審査ばかりという。さらに、現在半年ごとに行っているサーベランスを年1回にしてほしいとの要請があったという。

このような形式的なサーベランスにISO事務局は、約2週間、審査に受かるための準備をしているという。この企業にとっても、審査機関にとっても何を目的としているのか、ただ、維持をすることが目的のように思える。ISOの維持そのものがムダに感じる。

主体は、企業にある。企業外部に対して、あるいは企業内部に対して、ISOで何をしたいのか、当然費用が発生しているので、目的をしっかり追求し、組織目標に対して何なのかを見極めるのは企業側の責任である。コストダウン競争の時代、ISO維持部門だけが治外法権であってはいけない。

書類中心の監査は、認証当初、マネジメントシステムが固まらないうちは当然であるが、システムが動き出したら、企業のパフォーマンスの継続的改善に焦点を合わせてほしい。それでなければ儲かるISOにならない。企業としては、当然、審査機関には意思を伝え、場合によっては審査機関を変えることも検討したほうがよい。


文・末広繁和
更新日:2007-04-18 12:35:50

シスラボISOネットワークバックイメージ
SYSLABISO.com  
(C)2000-2008シスラボISOネットワーク All rights reserved.
コンテンツ内の画像、文章、HTMLなどの転載禁止
著作権で保護されています。
Powered by CINFO.jp
  シスラボ・スエヒロ
syslab-ISO-networkを運営している シスラボ・スエヒロのホームページ。
お問い合わせ・質問などはこちらまで。