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コンサルの現場から

コラムNo.272

『千切っては投げの改善目標』


最近のISO導入コンサルティングにおいても、組織目標を職場(現場)目標に展開するのに苦労している企業によく出会う。経営者が笛を吹いても、社員は踊らないという話も同じである。

小、中規模企業において、組織目標は、経営者の力による決め方でなんとなく形はできる。その組織目標を現場管理者から、さらに、作業者の一人ひとりへと、具体的な改善項目の展開となると、お互いの話し合いのないまま、管理者の“千切っては投げ”タイプの改善目標の押し付けによって、各作業者へ改善目標が展開されている。

作業者側から見ると、組織目標なり、職場目標なりが、日々の行動と結びつかないため、職場目標の達成は、職場責任者の問題と思っている。職場責任者は、それなりの経験もあり、なんとか改善目標を割り当ててみたが、決算書に現れるような改善成果は得られていない。

このような現象の起こる原因のひとつとして、職場内のコミュニケーションが希薄になってきていることがある。上司からいわれたことはやるが、自分で考え、何かやるということが、できづらい組織の風土となってしまっている。

1990年代は、どこの企業でも、何らかのQCサークルとか改善サークルがあり、自分の職場は、自分達で改善しようという、お互いに話し合う機会が多かった。しかし、最近は、仕事量をこなすだけで、話し合う機会が少ない企業が増えてきている。

チームによる協働作業ができるような社内風土の再構築が必要なってきている。ここ1年くらい、ブレークスルー思考とファシリテーションを活用して、このような組織風土の改革をお手伝いする機会が増えてきている。


文・末広繁和
更新日:2007-12-03 12:39:35

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