82回目のISO9001内部監査員研修の2日間コースを実施した。4年前からマネジメント 力には、対話力が不可欠と考え、内部監査員研修にブレイクスルー思考とファシリテーシ ョンを取り入れている。ファシリテーションにより個人と組織(チーム)の気付きを引き 出す工夫として短時間対話法を創り出した。
研修の内容
研修では知識の取得よりも知識の活用(気付きによる認識)を深めるために、ファシリテ ーションの専門家と2人で研修を行っている。
運用維持費ゼロの内部監査とは、多回数、多頻度、ピンポイント、短時間監査で毎月どこ かの部門や職場でプロセスアプローチ監査を行い、しくみのズレを早期発見する方法であ る。監査員、被監査員とも気付きを引き出すために短時間対話法をワークショップで体得 できるようにしてある。
短時間対話法とは、自分で考える(独創)、そして、チームで考える(響創)を基本に、 共有(目的、目標の合意)、拡げる(発散)絞り込む(収束)、振り返り(合意)を30秒 から10分の単位で対話の場に合わせ繰り返す方法でワークショップを行う。自分で自分に 気付く方法である。
3月28日〜29日坂城町テクノセンターで行った研修全体の振り返りとして、“明日からど のように行動をするか”「内部監査のコツ」をマインドマップで作成したものを紹介する。
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