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コンサルの現場から

コラムNo.351

『考えるエンジン』


昨日、政府の大型予算が発表になりましたが、企業環境がますます混沌としてきています。「企業は人なり」と言われるように、今やるべきことは社員一人ひとりに「考えるエンジン」を付け、個人と組織の能力を引き出し、生き生きした組織作りが必要かと思います。

最近、10名弱の機械加工業の戦略作り(これからどうすればよいか?)を支援しました。経営者〜社員、ものの見方、夢や期待がバラバラです。当たり前のことですがお互いの信頼関係を作ることが基本となります。ワークショップでSWOT・クロス分析を全員で行い、経営者から見た社員、社員から見た経営者がいかに認識が違うかという重要な合意(認識)がありました。この認識で信頼関係が一気に進んだように思えました。

今まで、話合っていると思っていたが、双方向の話合いでなく、単なる主張(おたいがいの不信感の確認する)になっていたことに気が付いたのが大収穫でした。ファシリテーターが必要なのです。この合意の上に自分は何ができるのかという議論になりました。「考えるエンジン」が付き始めたのかなという気がしてます。みんな頑張れ何とかなる。


文・末広繁和
更新日:2013-02-10 05:05:51

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