最近、小規模企業におけるISO導入の目的が明確になってきた。一時は、何にが、何でもISO認証そのものが目的ということがあったが、経営改善に役立たなければ意味がない、ISO認証後運用に振り回されるのは、おかしい、しかも、先行きも不透明であり無駄な金を使うわけにもいかない、と考える企業が多くなってきた。
“ISOは企業を元気にする”、“ISOは恐くない”をキーワードにISO9000sを経営革新の道具と位置付け、品質システム構築のお手伝いをさせていただいた企業がお蔭様で約70社となった。
昨年から小規模企業が複数集まり、各社の体質にあったシステムを短期間、スリムに構築をするための集団指導にトライアルしてきた。3グループが認証を受け、3グループが挑戦中である。
集団指導は4社、6社、8社というグループで行う。各社が一同に集まって行う集団指導と個々の企業を訪問して行う個別指導を組合せることによって、コンサル費用も1社あたり80万円〜100万円前後で押さえられるようになった。これ以外にも、同地域の企業でもある事から企業同士が刺激し合いことでスケジュール管理がやりやすく挫折を防げるというメリットがある。
ISO9000sは経営体質や企業風土を強くする。景気低迷の時こそ、次の飛躍のために、経営体質を強化するチャンスを考えるべきではないだろうか。
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