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コンサルの現場から

コラムNo.396

『ISOの形骸化から抜け出す有効性監査』


まだ、適合性の内部監査のみを長年続けている会社がある。ISO審査機関からもプロセスの有効性監査をして下さいと言われているが、踏み切れない。10年以上の前に認証を受けた企業ほど、何とかしたいと思っているが、なかなかできないでいる。

基本的なことは、ISOと会社経営が意識的に連携させていないことによる。このような\場合には「当社にとってISOとは何か」、お互いに認識を共有する まで対話することである。ISOを維持することが目的でない。おのずと「決めたことを守っていますか」と質問してもISO認証の目的に近づくことはできな い。

経営に役立てるということならば、「この決め方でよいか」、と質問するで、業務そのものを見直し、改善する機会を作ることから始める。これを有効性監査と言っている。ISOの形骸化から抜け出る第一歩である。


文・末広繁和
更新日:2013-03-04 12:07:48

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