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コンサルの現場から

コラムNo.408

『形骸化したISOから抜け出す方法』


ISO9001とISO14001を認証している企業の目標管理をどのように進めているか見た。ISO9001は品質保証部、ISO14001は総務部に 事務局をおいて維持管理している。経営計画を見ると品質とか環境とか区別はなく計画を組んでいる。なぜ、ISOだけ分けるのか、運用管理にダブリが多く、 ムダが多いことは両事務局も認識しているか身動きができず。形骸化にあきらめている。

やはり、自分達のISOの目的は何かが共有されていない。まず、対話を通して認識を深めることである。”良い会社を作る”という原点にたどり着いたら、 ISO9001もISO14001も会社をよくする道具と定義し、双方とも組織目標を計画した利益(経営計画)にすることが解かりやすい。

全社員は、よい会社にするための利益を作り出す。そのためにISOを道具として使う。このように発想することがISOの形骸化から抜け出す効果的な方法である。当たり前に、ISOの統合システムを作ることである。


文・末広繁和
更新日:2013-03-18 01:11:09

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