ISOの2015年改訂の準備を進めている。日本でISO9001が普及し始めたのは1994年頃、認証件数のピークが2005年、これを境にして、以後、ISO認証件数は下り坂である。登録にメリットが見いだせない、システムの成果が上がらないなどどいう声が聞こえる。
エコアクション21は、2005年からスタートしているが、2011年頃から登録のメリットが見いだせないと、ISOと同じような声がちらほら聞こえるようになってきている。このままだと、ISOと同じ運命を辿るりつつある。
メリットは何かというと、マネジメントシステムなのだから本来業務そのものに組み込まれなければならないのに、別物になっていいる企業が多い、お金をかけたのに、ただ、仕事が増えただけという企業もある。
いつの間にか、会社をよくしようという想いから、ISOを認証すること、ISOを維持すること、に想いが変わってきていないだろうか、時間の経過と共に、マネジメントシステムの意義の理解や認証・登録の意味の理解を忘れかけられてきている。
2015年の改訂を機に、本来業務を発展させるための考え方、何のため、道具としての位置付けとしてのマネジメントシステムを考え直すチャンスしたい。
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