ものの見方、考え方の話であるが、問題の原因をなぜ、なぜと追求し特定解を求め、その原因を取り除くことで改善をする。犯人探しをする疑惑ゲームのことである。あまり人間の介在しない機械論のものの見方で、典型的なものには、品質管理の問題解決法がある。
これに対して、特に人間が介在するシステムの問題解決には、そもそも目的はなんだ、どうあるべきだと目的の目的を追求し、本質に迫り全体から部分を考える全体最適化がある。恋人探しをする信用ゲームといえる。万物はシステムであると考えるシステム論である。
この2つの見方、考え方は認識論であり、企業活動においては問題の性質により双方とも重要であり必要ある。問題の一例として、どこの企業の製造現場でも慢性不良という不良がある。品質管理的活動をしても、不良率が一定水準よりなかなか減らない。
慢性不良の内容には、犯人探しの品質管理をしなければ改善できないものと、恋人探しのシステムとしてどうあるべきか、個人の責任を明確にし、自分の責任で次工程へ引き渡すことで不良を減らす、言いかえれば“決めたことは確実に守る”という方法がある。
実際の現場では、ポカミス、うっかりミスをいう“決めたことは確実に守る”体制ができていないシステム運用のミスが80%〜90%もある。Syslab方式ISO9001の導入において、作業手順書に基づき恋人探しの信用ゲームをすることで、慢性不良を激減させている。
アンケート参考 http://syslabiso.com/index/QandA.html#qa3
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