儲かる会社の経営者は、どの製品が儲かるか、儲かる順序に製品を並べられる。さらに、儲かる顧客と儲からない顧客を製品と同じように、付加価値額の大きい順に、並べることができる。
戦略会計を使い、単品付加価値金額の大きさで儲かる製品、儲かる顧客を判断できる。計算式は、
・製品1個当たりの付加価値=売上単価 ー (材料費単価+外注費単価)
・付加価値額=製品1個当たりの付加価値 × 数量
で表される。
第1図に示すように、個々の製品には、付加価値の大きいものと、小さいものがある。付加価値の大きい製品は、加工が難しいもの、技能がなければ作れないなど競争力の強い、高付加価値製品である。どこでも、だれでも作れるものは、付加価値が小さい薄利多売品という。
会社全体の付加価値の大きさは、単価×数量 なので、どの製品をどこに売るか、マーケッテイング戦略で会社の利益は異なる。第1図から儲かる会社は売上の大きさでなく、付加価値の大きさであることがわかる。
第2図は、付加価値の大きさで、単品製品ごと、顧客ごとに付加価値の大きい順に並べたものである。儲かる会社は、付加価値の少ない製品を見付け、たえず、改善し付加価値向上を目指している。
この単品付加価値を計算し、パレート図を作成する「単品P/L」というソフトを開発販売している。
(第1図)
(第2図)
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