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コンサルの現場から

コラムNo.553

『「知識」を「知恵」に変える方法』


元気の見える会社での研修は楽しい。千曲市にある全社員12名の(株)中沢製作所では、昨年、ISO統合マネジメントシステム (ISO9001+ISO14001)を認証した。そして、そのプラットホームに、ISO22301をビルトインした。4月より準備を開始し、社員同士、 手順を読み合わせしながら運用段階に入っている。

ISO22301には限らないが、当たり前の手順を当たり前に実行することは難しい、手順書を読んで、分かったつもりでも、手順通りにできない場合が多 い。「知識」は理解したが、「認識」がされていないおである。認識させる方法として、短時間対話法によるワークショップが効果的である。

社長は、生産が忙しい中、生産ラインを半日止め、全社員参加の研修を計画した。事業継続マニュアルのBCP計画発動の手順は、何回か読み合わせをしているが、ワークショップを通して、「知識」から「認識」を深め、更に手順を見直そうというものである。

その進め方としては、1)共有(目的・目標の合意)、2)発散(独創、響創)、3)収束(分類タイトル付け、タイトル再構築)、4)合意(関連付け、シナ リオ作戦会議、情報の合意)を行うものである。ワークショップのポイントは全員が同じくらいの時間発言できる工夫をすることである。

4時間の研修であったが、皆の顔がほころび、ますます自信に満ちてきた感じがした。自分が仲間と合意をしながら、手順を決めているという自信である。認識するということは、テーマに対して、初めから参加し、自分が再構築に何らかの影響を与えた感じることである。

社長は、もともとコミュニケーションを重視の経営をしているが、参加者からワークを通じてあまり話したことのない人と、一つのテーマで話せて良かったと言われたという。そして、一人ひとりの考えるエンジンが動き出したと、感じているようだった。


文・末広繁和
更新日:2013-07-05 11:27:43

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