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コンサルの現場から

コラムNo.66

『タイ企業の5Sの例』


タイの製造業においても5Sが盛んに行なわれている。改善の前提条件という認識で運用されている。50名の製造業でISO9000導入準備のための5Sを確認させて貰い、マネジャーの研修を行なった。

5Sの研修は、言葉でなく写真とかビデオが効果的である。この工場は、建物は15年前に作られたもので、しかも、製造物は防錆のための油でべたべたし、暗い感じがした。機械の架台等にも油まみれの切子などもたまっている。

ビデオを見ながらマネジャー達が、整理、整頓、清掃、清潔、躾の中の清掃に興味を示した。ビデオには、機械は手で触りきれいに拭き掃除をする、清掃とは点検である。油や切子の飛ぶ機械にはカバーを取り付け、カバーで防ぐことができない場合は、機械の動いている間のちょっとした時間にこまめにホウキで掃除をする場面である。

タイ企業場合、機械を操作運転する人と掃除をする人は別な場合がある。この会社は、社長のポリシーで自分の機械は自分で清掃させていた。しかし、機械が自動で動いている間はブラブラしている。

ビデオ見ながら日本の企業は、機械の動いている間に、次の段取りをしたり、清掃を行なう。これによって生産性が高い、これをやらせるのは、マネージャーの仕事であると。

一ヶ月後、驚いた、作業者がホウキで掃除をしている。社長が強制したのか聞いてみたらマネジャーがやらせているという。掃除をすることが生産性に影響するという意味を理解したことと思う。強制だけでやらせても長続きしない。日本でも同じである。

つい最近また訪問したら、工場が明るくなり、広くなっていた。機械の溝には切子などない、こまめに手で拭いている。通路は色分けされ、識別が明確になっていた。作業者が5Sは自分の仕事として自覚できたらしい。社長曰く、ありがたいことに仕事量は増えているが人員は増やしていないと自慢していた。

このビデオは、シスラボ・スエヒロが監修した。

詳細 :?http://plaza3.mbn.or.jp/~kanetsu/video.html


文・末広繁和
更新日:2003-10-31 11:15:12

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